先日10月5日の本欄に「ウィーン・ムジークフェラインのホールは距離感が近くてインティメット」というような内容の記事を書かせていただきました。それは全くそうだと思うのですが、そのムジークフェラインにも、そうとも言っていられない席もあります。「オルゲルバルコニー
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天才健在ポゴレリッチ
今回のウィーン滞在最後の夜は、コンツェルトハウスでピアノのイヴォ・ポゴレリッチのリサイタルにお邪魔してきました。ホールに足を踏み入れると、ステージでピアノに触っている人が。これが調律師ではなくてポゴレリッチ本人なのですね。開場時にこんなことをやるのは、ポ
辻井伸行や職場ウィーン国立歌劇場に日夜通っている人のお話
今週の「プロデューサーの部屋」は先週の続きで、2015年5月収録のウィーン便り後半です。この10月の就任記念に先立って、佐渡裕&辻井伸行がトーンキュンストラー管弦楽団と共演した定期演奏会の楽屋から。辻井伸行さんご本人のお話では、ペテレンコ、ゲルギエフ、アシュケナ
ネルソンス移行直前のゲヴァントハウスを拝聴
佐渡トーンキュンストラーの翌日は、ちょうどウィーンに来ていたリッカルド・シャイー&ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のムジークフェライン公演を拝見しました。シュトラウスの「ドン・ファン」と「英雄の生涯」その間にルプーのソロでモーツァルトの21番ハ長調のピ
「ムジークフェラインの特別さ」が生かされた曲目、楽器、演奏
そして、いよいよムジークフェラインでの佐渡裕&トーンキュンストラー管弦楽団の10月4日の本番です。彼らは10月1日に既に1回やっていてこの会場での2回め。日曜でしたので午後3時半からのマチネー。その前の午前11時からの公演では例のエマール&ウィーン響のベートーヴェ