今週は、すみだトリフォニーホールの本番に2度お邪魔します。
2月10日(火)はアコーディオンのリシャール・ガリアーノに行ってきました。
からんでいるラジオ番組に御喜美江さんをゲストにお招きした時にかけたCDの一つがリシャール・ガリアーノ。同楽器の商売敵のはずですが、絶賛しておられました。
そんなにお上手なら機会があれば、と思っていたら今回ヴィヴァルディとピアソラの四季を組み合わせた「エイト・シーズンズ」という企画でやって来ました。クレーメルもやっていたあれですね。
ガリアーノのヴィヴァルディ四季はグラモフォンでもCDになっているくらいでアコーディオン関係者には有名なアルバム。
今回はバックに弦楽四重奏+コントラバス、必要に応じてピアノが加わります。
前半はヴィヴァルディで、「秋」から始めるのは初めて聴きました。やられてみれば「この手はあるな」ということですが、普通聴きませんでしょう?
なんせ早いパッセージは得意中の得意でしょうから、さっさと快速で飛ばして気持ちいいです。バックはきちんと弾いて支えているし、飽きさせない全くプロの運びでした。
後半ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」だけ
だとちょっと短いので、ガリアーノのオリジナルがいくつかやられました。ピアノも上手だし、がっちりした大人っぽいエンタテインメント。
だとちょっと短いので、ガリアーノのオリジナルがいくつかやられました。ピアノも上手だし、がっちりした大人っぽいエンタテインメント。
続いて2月13日はホルンのラデク・バボラークに行くつもりです。ホルン奏者のリサイタルにピアノの清水和音さんと新日フィルが付き合うのですから、贅沢な話。こんなことができるのもバボラークならではですね。
バボラーク、ハープのエグザビエとかは人も羨むベルリン・フィルやウィーン・フィルをさっさとやめているわけですから、他にやりたいことがよほどある、ということになります。
フルートのパユのように一度やめても、舞い戻ったりするように、ベルリン・フィル以上に多彩な体験はなかなかできないでしょうから。
今回もやはり古今のホルン名曲はもちろん指揮までなさるようです。
指揮者専任になるようには見えませんが。
ホルン出身で他のことで大成したのはテノールのクラウス・フロリアン・フォークトですか。彼はハンブルクかどこかでトップを吹いていて、そっちでもAランクでした。
あと事務局長とかプロデューサーになる人でホルン出身は結構いますね。その共演する新日フィルの松原さんとか。
コメント