フォルジュルネ東京も無事に終わり、連休最終日は安心して、すみだトリフォニーのTokyo Cantat(トウキョウ・カンタート)のクロージングコンサートに出かけます。

カウンターテナー歌手、世界中で使われている発声教科書著者としても有名な北欧のカール・ホグセット、
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キングズ・シンガーズを創設したイギリスのサイモン・キャリントン、
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そしてウィーンからはシェーンベルク合唱団のエルヴィン・オルトナーというビッグ3が登場します。
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この先生方は、もう常連というか毎年のようにTokyo Cantatには参加しておられますから、普通の感じすらしてしまいますが、正真正銘の世界のトップ級。

普段ボクシングに興味のない方も5月3日はメイウェザーとパッキャオ戦は気になったでしょう。なんせお二人のギャラだけで360億円だかそれ以上だかだそうで、ここまで来たら興行という言葉自体にも抵抗のあるタイプのピュアな方々でも、「テレビ中継はあるの?」くらい思うのは普通かもしれません。

要するに世界トップだの歴代最高だの、そこまでいけば内容への興味のあるなしにかかわらず、のぞきたい好奇心がくすぐられます。

ぐっと地味で、興行などとは縁の無さそうな合唱でも、世界中で行われている層の厚い業界ですから、そのトップが揃い踏みというのは、やはりとんでもない大事件と言えると思います。

ごく一般のかたが、だまされてのぞきにいっても、多分メイウェザーとパッキャオ戦と同じくらいの面白さんは感じてもらえるのではないでしょうか。

地味といえば合唱の世界はその最たるもので、世界最高級の巨匠でも練習には古い自転車をギーギー言わせながらやってきたりします。

中途半端にロールスロイスなどで来られるより、自前チャータージェットか、中古自転車はいいですね。

実話ですが、フィッシャー・ディスカウは東京でやや長期滞在していたときはホテルからホールまで定期券で電車に乗っていました。

ともかくスーパー級3先生のご出演と、丁寧に作られ、資料としても長く使えるフェスティヴァル総合プログラム
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を見るだけでも来場の価値はあります。15時からのすみだトリフォニーへどうぞ。