ウィーンに来ています。佐渡裕さんがウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任されて、今年の9月が就任記念定期演奏会ですが、今回はそれに先立つ辻井伸行さんがゲストソリストの定期公演です。
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本日がゲネプロと初日で、今日明日はムジークフェラインザール、三日目は郊外のザンクト・ペルテンが会場となります。郊外といってもそこがニーダーエースターライヒ州の州都で、その州のオーケストラであるトーンキュンストラー管弦楽団としてはウィーンと並ぶ本拠地でもあります。

日本で言えば関東地方のオーケストラで、東京以外でも大宮でも横浜でも定期演奏会をやっているようなものですね。いずれにせよ定期演奏会がこのように数都市で数回できるのは、とてもいいことでしょう。せっかく作り上げたものですからね。より練りあげることもできますし。

更にこのオーケストラは2007年夏から「グラフェネッグ国際音楽祭」の音楽祭管弦楽団(レジデント・オーケストラ)でもあります。独墺系のオーケストラの音楽監督は、定期演奏会の演目、客演指揮者ソリスト、楽団員採用などで絶大な権限がありますが、更にこういった複数の定期公演や音楽祭を統括するのですから、大変な地位と言えるでしょう。

今回も今日からの演奏会に先立って昨日はこういうメンバーの特別公演でした。

Tonkünstler-Orchester Niederösterreich, orchestra ウィーン ブルグ劇場
 Anna Netrebko(アンナ・ネトレプコ), soprano
 Diana Damrau(ディアナ・ダムラウ), soprano
 Juan Diego Florez(ディエゴ・フローレス), tenor
 Plácido Domingo(プラシド・ドミンゴ), baritone
 Thomas Quasthof(トマス・クアストフ), recitation
Yutaka Sado, conductor

いつの間にか佐渡さんも特別に騒がれるわけでもない普通の仕事のお相手がこんな感じになっていたのですね。特にオペラ好き、声楽好きの方、いかがですか?
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只今はゲネプオが終わって初回を待っているところです。三日間とも付き合いますから、まあ細かい話は追々。