5月23日と24日は東京二期会によるヘンデルのオペラ「ジューリオ・チェーザレ (エジプトのジュリアス・シーザー)」の公演がありました。

そんなに大きくない新国立劇場中劇場とは言え、両日満員売り切れで、「当日券もございません」というご盛況だったようで何よりです。

主催者の仕事というのは99%は座席をうめることにありますから、ごくたまにでも「当日券もございません」とは言ってみたいもので、「お世話になっている方でもお断りするのが本当に心苦しくて」と言いつつ、こんなにうれしいことは無いでしょう。

私はプレス公開ゲネプロの2日目を拝見しました。

まず、すぐに耳に飛び込んできたのは鈴木秀美さん指揮のオーケストラの新鮮な響きです。ピリオド系の若手のこの日のために編成された団体だそうですが、前を向いて一丸となって音楽が飛んでくるのですから、楽しくもなります。特に弦楽器群。
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あらすじは結構込み入っているこの作品ですが、たとえそれがわからなくなっても音楽だけ味わっていても楽しかったでしょう。
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舞台の方では菅尾友さんの演出が同じく新鮮で、これでもか、とたたみかけてきます。歌手がどこまでこなすか、ということはあるにせよ、やはり繰り出されるものが次々あってこその舞台。観客席としては何も完成度を測りにいっているのでは無いのですから、まずはメッセージが来るのが一番です。
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私は興奮するくらい楽しかったので、すぐにでもご報告しようと思いましたが、もうその時点でチケットは完売だったので、本日のエントリーとさせていただきました。
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