今週来週のゲスト加藤千香子さんは、兵庫PACオーケストラの名物ライブラリアンです。
DSC05442
どの仕事も大変ですが、クラシック音楽ではとりわけライブラリアンの比重は重いでしょう。

演奏家というのは、要するに「譜面持って来い。そうすりゃちゃんと弾いてやるから。」というのが仕事です。

ソロですらそうですし、編成が大きくなればなるほど譜面の重要さは増します。リハーサルというのは、要するに各パート譜の間違えとかをチェックしている、といっても過言ではありません。指揮者用スコアと各パート譜の食い違いもよくありますし。
テンポだの歌い方だの云々はその後のお化粧の話です。

オペラに至っては、どういう譜面をどう揃えるかで、勝負の8割は決まります。

それ以上は古楽で、9割5分ですかね。そもそも信頼のおける譜面が無いわけで、それを確定するところから始まるのですから。

加藤千香子さんはフルート出身。日フィル、兵庫PACの屋台骨を支えてきました。

こういう機会があると、廣瀬量平さんの忘れられた仕事に光を当て直すのも、さすがです。

//////////////////

東京FM コミュニケーションズグループ  音楽専用・衛星デジタルラジオ "ミュージックバード"
2015年11月7日(土) 18:00 
プロデューサーの部屋  第223回

<楽譜は財産-ライブラリアンという仕事(前篇)>
出演:平井洋、加藤千香子(ライブラリアン) 

18:15
・フォーレ/劇音楽「ペレアスとメリザンド」Op80*
・同(A・デュベンスキー編)/夢のあとに Op7-1☆
・同/パヴァーヌ Op50(合唱付き管弦楽版)#
・同(A・ラボー編)/組曲「ドリー」 Op56
(56'02") 小澤征爾指揮ボストン交響楽団 ロレイン・ハント(S)* ジュールズ・エスキン(Vc)☆ タングルウッド音楽祭合唱団# 87年録音DG/423 089-2

19:25
【フルート・オーケストラのすべて】
・廣瀬量平/フルート・オーケストラのための「ブルー・トレイン」
・同/フルート・オーケストラのための「マリン・シティ」
・同/フルート・オーケストラのための「パピヨン」
・同/持続音を伴うアルト・フルートとフルート・オーケストラのための「パラミータとカーダ」*
・同/フルート・オーケストラのための典礼風舞曲「雨乞い」
(35'36") 青木明指揮日本フルート協会フルート・オーケストラ 野口龍(A-Fl)* 91年録音ADAM ACE/ACD-0021

20:07
・ドヴォルジャーク/交響曲第9番ホ短調 Op95「新世界より」
(45'35") ゲオルク・ショルティ指揮シカゴ交響楽団 83年録音LONDON/F35L-50072

20:59
・フォーレ/レクイエム Op48
・フォーレ/ラシーヌ讃歌Op11
(43'25") ジョージ・ゲスト指揮アカデミー室内管弦楽団&ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団 ベンジャミン・ラクリン(Br) ジョナサン・ボンド(Boy-S) 75年録音LONDON/POCL-3043

21:48
・スメタナ/連作交響詩「わが祖国」よりモルダウより 小林研一郎指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 97年録音CANYON/PCCL-00409