音楽事務所アマティの入山社長の最終回3週目です。
ゲルネやプレスラーはともかく、西村朗作品集とか福田進一とかは入山さんのイメージではありませんでした。もちろん単に私から見て、の話だけですが。

いつの間にか西村さんのような代表的な作曲家も所属に抱え、よそから移ってくる演奏家も増えて。

まあこの世界だって生き物ですから当然ですね。

これまでの2週が、新しい世代の話が多かったので、「どっこいベテランだって頑張っていますよ」という話ではありましたが、その後来日予定だったプレスラー(1923年生まれ)は健康上の理由でキャンセルになってしまいました。

主催者の立場にたてば、そのリスクをどの程度とるか、ということもキレイ事だけではなく計算しなければいけませんから、そのあたりも腕の見せどころです。

大きな会のキャンセル、払い戻しを続けていたら、音楽事務所程度の経営規模だったら、つらいところですから。

そういうリスクをだまって引き受けて、あげくに事務所は悪者にされることもあり、という経験をする立場の方の心情をどの程度出すか出さないか・・・・。
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東京FM コミュニケーションズグループ  音楽専用・衛星デジタルラジオ "ミュージックバード"
2016年1月30日(土) 18:00 
プロデューサーの部屋  第235回
<才能と人生に寄り添う Vol.3> 出演:平井洋、ゲスト:入山功一(AMATI代表取締役) 

18:12
・西村朗/夜光(レント・モルト)
・同/薔薇の変容
・同/オパール光のソナタ
・同/カラヴィンカ
・同/神秘の鐘
・同/夜光(レンティッシモ)
(68'53") ブルーノ・カニーノ(P) 13年録音Camerata/CMCD-28321

19:29
・シューベルト/ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D894
・モーツァルト/ロンド イ長調 K511
・ベートーヴェン/バガテル Op126
(75'05") メナヘム・プレスラー(P) 13年録音La Dolce Volta/LDV12

20:57
・シューベルト/美しき水車小屋の娘 D795より「さすらい」
・同/同 「どこへ?」
・同/同 「止まれ!」
・同/同 「小川への言葉」
・同/同 「仕事を終えた宵の集いで」
・同/同 「知りたがる男」
・同/同 「苛立ち」
・同/同 「朝の挨拶」
・同/同 「水車職人の花」
・同/同 「涙の雨」
・同/同 「僕のもの」
・同/同 「休み」
(40'25") マティアス・ゲルネ(Br) クリストフ・エッシェンバッハ(P) 09年録音Harmonia Mundi/HMC901995

21:48
・モリコーネ(鈴木大介編)/ニュー・シネマ・パラダイス
・ファリャ(プホール編)/スペイン舞曲~オペラ「はかなき人生」より
・マイヤース(鈴木大介編)/カヴァティーナより 福田進一&荘村清志(G-duo) 15年録音コロムビア/COCQ-852