本日は杉並公会堂の小ホールで低音デュオです。現代音楽好きの方ならお馴染みで、バリトンの松平敬さんと、チューバ・セルパンの橋本晋哉さんがメンバー。

今晩は定期演奏会的な会ですが、もう第8回のようです。
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御喜美江さんのアコーディオンワークスもそうですが、レパートリーが少ない楽器で委嘱新作が中心。殆どの作曲家はその編成では書いたことがないし、頼まれることは嬉しい。そうなれば断る方はそういないでしょう。その結果、委嘱作品数も音楽会の回数も順調に積み上がるわけです。

弦楽四重奏のように4人となると人間関係も複雑ですが、2人なら、少なくとも4人よりは単純で、不平不満ゼロはありえなくても想定内ならいけそうです。

「現代音楽が中心の活動」でほとんど唯一のいいことはお金に縁がないことで、売れたバンドの逆です。分配で揉めようがない。プラスの心配はないので、赤字補てんの補助金申請の事務作業をどっちがやるか、ぐらいしか対立点がありません。

というのは大げさですが、ともかく黒字の心配の無いのはトラブルの種が一つ少ないことだけは確かです。

それに既存の作品で「あれが目当て」、ということもあまりありませんから、チラシと曲目がずれてもクレームも考えにくく、実際の今日の会でも公式サイトはチラシより大分増えて以下の様な予告になっています。

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低音デュオの第8回演奏会の情報です。随時更新します。
(3/17小品集の曲目追加しました)

低音デュオ第8回演奏会

teionduo 8th concert

出演:松平敬(声、バリトン)、橋本晋哉(チューバ、セルパン)

2016年3月22日(火)19:00開演(18:30開場)


プログラム:
川上統:児童鯨(2016、委嘱初演)
徳永崇:感情ポリフォニー(2016、委嘱初演)
鈴木治行:沼地の水(2009)
杉山洋一 :バンショワ“かなしみにくれる女のように”による「断片、変奏と再構築」(2014、低音デュオ版初演)

パウル・ヒンデミット:『8つのカノン作品45-2』より(1928)
ヤコポ・ダ・ボローニャ :彼女の恋人が (c.1350)
トーマス・モーリー:『二声のためのカンツォネット第1巻』より(1595)
ゲオルク・フィリップ・テレマン:『詩篇による12のカノン』より
ジル・バンショワ:かなしみにくれる女のように
(曲順未定:やむを得ない事情により曲目変更の可能性もあります)

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随時更新というのが素敵です。

まあこれだけ聞かせていただければ損は無いでしょう。新作は現役バリバリの世代ですし、ヒンデミットやテレマンも楽しみです。

(この回もレポートは有料サイトNoteのほうでアップさせていただきました。)