昨日は東京混声合唱団の記者会見にお邪魔してきました。創立60周年記念の定期演奏会と柴田南雄アニヴァーサリーイヤー記念公演関連会見ということで、どちらかといえば柴田イヤーの内容発表を拝聴にいった感じでした。

で、実際にうかがったら混声合唱団の財団の理事長に山田和樹さんが就任、その他の運営スタッフも発表というニュースも加わっていました。

あのすさまじいスケジュールの上に、あちこちのポジションを引き受けておられる山田和樹さんが東京混声合唱団音楽監督だけでなく、理事長にもご就任ときけば「いくらなんでも大丈夫かいな。ポジション多すぎるし、勉強するのも大事な時期だし。」とか、つい思ってしまいます。

ところが実際に記者会見で、先頭指揮官で記者会見も取り仕切っているマエストロを拝見すると「やはり、こういう人が先頭に立ったほうが、そりゃいいよなー」となり、ご本人も楽しんでやっているなら、「そういう時期はそれはそれでいいじゃん」と納得させられてしまいます。当然ながらこちらの負けですね。
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さらにレジデント「コンポーザー」でなくて、より幅広くレジデント「アーティスト」として藤倉大さんが加わるとか、マッキンゼーでマネジャーをやっておられたりビジネス界で著名な石倉洋子さんがビジネスマネジャーとして加わるとか、何かしら将来に期待をいだかせる内容でした。
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東混がその活動の中心としている現代音楽界ですが、「現代」と名はついていても、なかなか現代的でない面もあるわけで、1980年前後の生まれのこういう世代が先頭になってくれれば、少なくとも業界にとっては何よりでしょう。我々は邪魔をしないのが最大の仕事ということになりますね。