西宮の兵庫県立芸術文化センターの以下のプログラムにうかがいました。

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■ ヒンデミット : 室内音楽 第5番(ヴィオラ協奏曲) op.36-4

■ メンデルスゾーン:
劇音楽「夏の夜の夢」全曲 -シェイクスピアの劇のための音楽 op.61

指揮・芸術監督/佐渡 裕 
ナレーション/檀 ふみ 

ソプラノ/幸田 浩子 
メゾ・ソプラノ/林 美智子 
合唱/京都市少年合唱団 

ヴィオラ/東条 慧 

管弦楽/兵庫芸術文化センター管弦楽団

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今夏のブリテン作曲のオペラ「夏の夜の夢」に向けて、関連したものを色々やっているようです。

この素晴らしいオペラは私も大好きですが、6回公演がもうチケットがあまり無いようで、さすがです。

今回のメンデルスゾーンは、ちょっとしか歌わないメゾパートが林美智子という豪華版。壇ふみさんは台本も自らてがけ、衣装演技付きの妖精役熱演でした。

その前のヒンデミットのソリストはここのスーパーキッズ出身の東条慧(とうじょう・けい)。さすが今時の若手で、ビオラなのに音程もドンピシャで気持ちいいです。それに何と言っても曲が素晴らしい。2楽章はきれいだし、終わり方は絶妙ですし。

内容的に特にメンデルスゾーン作品との関連は無いようですが、感覚的にいいバランスのプログラミングですね。

ここでも、いつの間にかヒンデミットやブリテンが普通に取り上げられるようになって何より。
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