明日のラジオは、読売新聞社(現在は読響事務局)松本良一さんをお招きしての3週間の最後の週です。
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今週のラインアップの中で、特に印象的だったのはプレトニョフの弾くCPEバッハ。

話のテーマは、プレトニョフが語った「演奏家の老い」で、その話も面白かったですが、このCDの音楽的内容も素晴らしいと思いました。

松本さんはじめCPEバッハ好きは玄人には多いですけれど、ピアノでの名演というのはなかなかお目にかかりません。

即興性というかハチャメチャなところをどのくらい出すか出さないか。まさに読みが問われるところで、このプレトニョフ盤は、かなりいい線行っているのではないでしょうか。

「演奏家の老い」ということで言えば、要するにプレトニョフは「麒麟も老いては駄馬に劣る」と言っているわけで、それを明示するジャケットにさえなっているのですが、そういうことが簡単に言えるのも、このくらいの名演を片方でやっておかないと説得力も無い、ということでしょうか。

他も選ばれた理由の明確な、それこそ説得力のある盤ばかりです。

教えられることの、とても多い3週間でした。

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東京FM コミュニケーションズグループ  音楽専用・衛星デジタルラジオ "ミュージックバード"
2016年12月17日(土) 22:00-24:00 
プロデューサーの部屋  第281回     
出演:平井洋  ゲスト:松本良一(読売日本交響楽団事務局)   


ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op70-2より 第1楽章 トリオ・レ・ゼスプリ MIRAREMIR 241

望月京/明るい部屋 ヨハネス・カリツケ指揮クラングフォルム・ウィーン KAIROS0012402KAI

ルトスワフスキ/ピアノ協奏曲より 第1、2楽章 クチスチャン・ツィメルマン(P)サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 D.G.UCCG-1704

メシアン/「彼方の閃光」より 第11曲「キリスト、楽園の光」 サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 EMITOCE-55640

C.P.E.バッハ/ソナタ ト長調Wq62/19(H119) ミハイル・プレトニョフ(P) D.G.UCCG-1093

J.S.バッハ/ソナタ第6番ト長調BWV530 サイモン・プレストン(Org) D.G.POCG-1746