新国立劇場カルメンの中日にお邪魔してきました。今や少数派になった平日夜公演ですが満席です。

もう新国立劇場では、すっかりお馴染みになったイヴ・アベルの指揮。今回もやはりさすがでした。

劇場育ちのキャリアですが、というか「だからこそ」なのか、シンフォニックなガッチリとした音楽でオーケストラと合唱だけ絶対音楽として聴いていても飽きません。その上で、いい歌手だと陰影深いアリアが聞こえてきます。

今回のタイトルロール=エレーナ・マクシモワは、まあこのくらい当然でしょう。対するミカエラの砂川涼子さんは小柄、可憐に見えながらドスの利いた独特の存在感の声で大きな拍手を浴びていました。

わかりやすい鵜山仁さんの演出ですし、1月28日、31日とまだ2回ありますから是非どうぞ、と言いたいところですが、チケット入手はかなり厳しいようです。お確かめの上、チャレンジしてみてください。
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