ジュネーブの用事も、まあ普通程度のドタバタのうちに終わり、ミュンヘンへ移動してきました。

ジュネーブとは正反対でミュンヘンは空港から市内が遠いです。エイヤッとタクシーに乗ったら一万円近くいきます。普通はSバーンのS1かS8でともかく中心部へ。そこからトラムの19番とかで右や左に行くわけです。

コンサートホールは、著名ではあるが音響イマイチと言われるガスタイクと、音響は定評があるが古いヘラクレスザールで、世界的なオーケストラが3つもあるのにこれはまずかろう、とヤンソンスなどは世界の豊田泰久を起用して新ホールをなんとか、という勢いです。

いずれはできるんでしょうけど、いつになりますか。

あとは、これまた古いプリンツレーゲンテン劇場(写真ご参照)は1000席弱くらいなので、メジャーどころのリサイタルなどに結構使われます。
P1030759
オペラはもちろんバイエルン州立歌劇場で、こちらはキリル・ペテレンコをベルリン・フィルより先にシェフにしていますから、彼としても、そうさっさとベルリンに行くわけにもいかず、デリケートな調整して、ということなのでしょう。

関係者の間で天才の誉れは高かったですが、バイロイトのワーグナーイヤーリング起用で一気に知名度が上がり、ベルリン・フィルは次のオーディション的雰囲気もあった定期演奏会をキャンセルしたにもかかわらず結局指名された、というところに支持の深さが感じられます。

ともかく、そんなことで注目も上がっているバイエルンの歌劇場です。