5月17日に新国立劇場中ホールで「特別企画 『ジークフリート』ハイライトコンサート ― 邦人歌手による ―」というのがあります。これはちょっと楽しみ。
もちろん6月に飯守泰次郎監督自らの指揮のもと上演されるリングの「ジークフリート」本公演のプレ企画で時間も規模も短縮したバージョンです。
ぶっちゃけ白状すると、私自身は最初から「ジークフリート」は大好きで、長いと思ったこともありません。スカラで前が見えない席をいただいたときには、ほぼずっと椅子に立ってバレンボイムを見たりしていました(そういう人は結構います)。
あげくに帰って気になったところをチェックするのも、楽しみなくらいです。
まあ、どう考えても少数派ですね。
大多数の良識派や、イタリアオペラファンの方々は6時間コースは、ちょいと考えざるを得ないでしょう。
で、このハイライトコンサートは2時間コース。まずこれが何よりです。次にオーケストラ代わりにエレクトーン2台というのが面白そう。飯守先生のようなドイツ主流派の先生のお膝元でエレクトーンというのがパンチが効いています。それにパーカッションが加わると言うし。
それから、もし新国立劇場中劇場に行ったことがない方がいらっしゃったら、ここはお薦めです。大きさが良くて見やすいです。この劇場を見るだけでも是非。
そして本公演とは違う歌手の方々も、将来のスターの可能性のある方も多いですから、それを予想するのも楽しみでしょう。
ということで、意外に「本公演を2回観に行く」というこっち系の方々にとってもいいかもしれません。
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特別企画 「ジークフリート」ハイライトコンサート ― 邦人歌手による ―
2017年5月17日(水)19:00 中劇場
指揮:城谷正博
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