関西2往復から戻り、今週は東京二期会「バラの騎士」です。

普通はプレス公開GPか本番のどこかでお邪魔するだけのことが多いのですが、今回はちょっと通いつめてみることにしました。

「バラの騎士」の特別のファンということは無く、どちらかと言えば「またあれか」という方なのですが、ヴァイグレ指揮、ジョーンズ演出ということなので、ま、お勉強といいますか。

で、まずはGPを拝見しましたが、もう全く素晴らしい音楽です。セバスティアン・ヴァイグレ指揮のオーケストラ(読売日本交響楽団)が何とも音楽そのもの。
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三重唱がきれいだの、メロディーが美しいだの、そういうレベルではなくて、そこかしこのフレーズや仕掛けやアイディア(曲と演奏の両方)も素晴らしいし、それが自然だし、それに浸っているだけで4時間(休憩込み)経ってしまいます。

今時、どの公演だってあるレベルにいっていないものは、ほとんどありませんが、そのほんのちょっと先のここにまで行き着いているものは、そうは無いでしょう。

オペラを心底毛嫌いする、例えばバッハの晩年のフーガとかをお好きな、抽象的な音楽ファンにもお薦めです。

ジョーンズの演出もどっしり本格的。細かく見ても大づかみに味わっても楽しめます。こんなプロダクションが名古屋でも大分でも持って回れるのはいいですね。東京以外はヴァイグレ指揮ではありませんが。