昨晩は豊洲シビックセンターホールでのルービンシュタイン国際ピアノコンクール入賞者ガラ・コンサートにお邪魔してきました。

ここはベイブリッジとか、きれいな夜景を背景に見ながら聴けるホールで約300席。ファツィオリのピアノが入ったことで話題になっていました。
ファイル_000 (1)-001
昨夜は正にそのファツィオリジャパンが主催で、第15回ルービンシュタインコンクールで同ピアノを弾いた、シモンーネーリング(第1位)、ダニエル・チョバス(第2位)、エフゲニー・ヨントフ(最優秀イスラエルピアニスト賞)の3名が招かれていました。

この日だけでも昼夜2公演、それ以外に広島、岩手、福井での3公演があるのだから立派なツアー、ご褒美と言えるでしょう。

このコンクールは優勝者にトリュフォノフが入っているくらいで、水準には定評があり、このお三方も全くそう。

暗譜で弾かれることの多いコンクール関係で、エフゲニー・ヨントフはiPad使用で、遠目からはフットコントローラーでiPad12.9を使っているように見えて、さっそうとそれを持ちながら出入りするのも新鮮で、バッハパルティータやスカルラッティソナタも、より爽やかに聞こえました。

そういえばファツィオリを多用するアンジェラ・ヒューイットもiPadを使って「フーガの技法」とか弾いていましたね。

まだ既存の権威とはなっていないファツィオリとiPad使用はつながるのでしょうか。