明日から二期会「こうもり」の5連チャンです。先日の「ルサルカ」に続いての日生劇場。こういう作品をやるのに最適な会場でしょう。

両方続けて拝見すると、いかに「今のオペラの主人公は指揮者」か、というのが思い知らされます。

ピットを上げ指揮者もオーケストラもすべて見えるようにして、管楽器はステージにまで上げた「ルサルカ」演出は視覚的にもそうでしたが、今回の「こうもり」は通常のオケピットの中にいても阪哲朗(ばん・てつろう)の指揮の統率感に、つい目が行きます。

劇場経験も深い阪哲朗ですが、特にこの作品は質量ともに十分な経験を持ち、完全に手に入っているようで、その颯爽、流麗な統率ぶりはカルロス・クライバーのようです。もし、今からでもお席を選べるなら、指揮ぶりを眺めることができるグランドサークル(中二階)以上がお薦め。
DSC_2429
ベルリンのコーミッシェオパーとの共同制作で、元御大のホモキが演出で来日。せりふ部分だけは日本語ですし、演出補にコーミッシェ育ちの菅尾友(すがお・とも)がついているのは効くでしょう。

阪、菅尾という現役働き盛りの世代が中心となって、ワクワク感に満ちた舞台が繰り広げられます。

以前坂上二郎で評判をとった牢番フロッシュ役はイッセー尾形。プロの演技をお楽しみに。

レポートはnoteに書きました。)