来月の東京二期会はコンヴィチュニー演出の「魔弾の射手」。鬼才で、あちこちで喧嘩しているイメージのペーター・コンヴィチュニーだが、どういうわけか東京二期会では実に順当に数年おきにご登場。手堅い穏当派でも、こんなコンスタントにはいらっしゃらないだろう、というくらい。よほどウマがあうのか。

コンヴィチュニーの魔弾と言えば1999年にハンブルグでやられたものがDVDになっている。
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メッツマッハーとのハンブルグコンビは充実していて随分色々なものがやられたが、そのなかでもこの「魔弾の射手」は代表作と言ってもいい評価を受けている。

スキンヘッドのザミエル役の俳優がちょっと歌いながら紹介して「狩人の合唱」に移るあたりは印象的な冴えた瞬間だった。

今回もハンブルグとの共同制作と銘打たれているのでそのヴァージョンが基本なのだろう。でも20年も経っているし、コンヴィチュニーのことだからじっくり滞在して徹底して作り直してくるだろうから楽しみ。

ザミエル役一つとっても前回のスキンヘッド男優から宝塚にいた大和悠河に代わっているのだから、それだけでも随分違う。

論客のコンヴィチュニーらしく、無料の事前トークイベントも、期間中のアフタートークもあり。