今秋からのミュージックバード新番組紹介シリーズ、続いては菅野沖彦先生の復刻番組です。

「ミュージックバードでは今年12月に有料放送開始25周年を迎えることを記念し、過去の名番組の復刻プロジェクトを開始しました。その第一弾として、開局当初から2010年3月までクラシック、オーディオファンから高い評価を受けてきた『菅野沖彦のオーディオファイル』を10月より放送します。  」

ミュージックバードにはクラシック、ジャズと言った音楽諸ジャンルと並んでオーディオの専門チャンネル「THE AUDIO」があります。ザ・オーディオと言ったら「ズィ・オーディオと言ってください」とご指導いただきました。

大体が月2000円払ってラジオを聞こうというだけで普通ではありませんが、そのためにだけパラボラアンテナ設置が必要というのも強烈です。

テレビでさえBS、CS、地上波共通で1本なのに、ラジオの1局だけのためにパラボラ工事。「そんな人いるの?」と思うほうが普通ですが、そこが何と開局25周年。確かに中途半端でなく、高音質、高度な専門に徹すれば必要性を認める方も少数ではあっても途切れなかったのでしょう。

そういう方は以前はFM放送も専門アンテナを立てたりしてエアチェックしておられました。

そういうベテランファンの方々にとって、菅野沖彦先生といえば神様。クラシック界で言えば吉田秀和先生のようなものです。パイプをくゆらし、愛車ポルシェの前で撮ったステレオサウンドカラーグラビアページがなつかしく思い出されます。オーディオだけでなくライフスタイル的にも憧れだったわけです。LPレコードをかけることを先生は「演奏する」という言葉遣いでした。今回の復刻は「涙ちょちょぎれる」でしょう。

【 番 組 概 要 ミュージックバード資料より 】
「復刻 菅野沖彦のオーディオファイル」
出演 :菅野沖彦(オーディオ評論家)
放送チャンネル : 124ch THE AUDIO
放送日 : 毎週日曜 16:00~20:00 
放送開始日 : 2018年10月7日(日) 
内容 : 録音エンジニア・オーディオ評論家の菅野沖彦氏が、クラシックの優秀録音とは何か、雑誌『Stereo Sound』の「オーディオファイルのための音楽ガイド&エッセイ」で取り上げられた新譜を例に語る番組。

「優秀録音盤に即してその録音のあり方や、それにまつわるあれこれ(よく話されていたのは直接音と間接音のバランスの重要性、マイクセッティングの巧拙)、ピリオド楽器が出てくるとモダン楽器との違いや個人的な好み、お好きなピアノ録音等について自由に語っておられました」(テープを提供したリスナーより)

【 菅野 沖彦(すがの・おきひこ) プロフィール 】
オーディオ評論家。1932年東京に生まれる。朝日ソノラマを始めとする録音に携わる。その後、フリーの録音家として多くの名録音を手掛ける。その一つの成果が、オーディオファンに高い人気を博し、世界でも名声を獲得した「オーディオラボ」レーベルである。並行してオーディオ評論も手掛け、長年にわたりその道の第一人者として活動した。代表的な著書は「オーディオ羅針盤」、「新レコード演奏家論」など多数。

10-03