バーンスタインアニヴァーサリーの記念イベントの中でも、特に注目されたのが、2018年春にパリのフィルハーモニーで行われた「ミサ」と、12月ベルリンで行われるバリー・コスキー新演出の「キャンディード」。

そのパリでのミサは、今クラシカ・ジャパンで放映中で居間で拝見できる。

クラシカ・ジャパンは当然バーンスタイン大特集をやっていて、著名な映像が次々に放映されているが、モノクロの「ヤング・ピープルズ・コンサート」などは戦時中の記録映画か、というくらい古(いにしえ)感が漂っていて半世紀以上の年月を痛感させられる。

それに対しての今年のパリでの映像は、やはり情報の絶対量も何万倍あり、五感に押し寄せてくる鮮度、質量が段違いで圧倒的。

もちろん中身が薄ければ、それも虚しいだけだが、オルガン、ジャズでも著名なウェイン・マーシャル指揮するパリ管他が、すっきり整わせ過ぎない、むき出し混沌の各要素もあり、私はこれまで見たミサの中でも一番好き。

まだ、何回かあるはずなので、視聴環境にある方はお急ぎでどうぞ。
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©Chau-Cuong Lê