本日は初台で、二期会プッチーニ「三部作」GPとオーケストラプロジェクトのダブルヘッダー。

つながった建物でオペラシティ大小&近江楽堂、新国立劇場大中小とあり、それらで本番以外にもトークショーだの記者会見だのゲネプロだのあれこれやっているわけだから、当然こういう日も多い。

濡れずにちょっと歩けば、ということでつい両方○をつけて出席のお返事をしてしまうのは、いいんだか悪いんだか。

本日も片や基本的には短編、片や會田瑞樹さんの協奏曲というので気軽にそうしたが、
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三部作は実際つなげて聞けば4時間のワーグナー級。その後で現代音楽管弦楽曲4曲新作初演というのはなかなかだ。アークヒルズでしこたま重量級現代音楽を聞き続けて、ようやく終わったか、と思っていたのに。

三部作はプッチーニの中でも不思議と知的な匂いがする。アバドとか「プッチーニはやりません」という方もいらっしゃるくらいで、つい最近もプッチーニのイメージはあまりないキリル・ペトレンコがこれはやったりしていた。

「感覚の新鮮さを保つために、本番に行くのは月2回にしています」という業界内の方にお会いして、心底驚いたことがある。大変立派なお考えとは思うが、こちらは月2回にして感覚が上等になるとも思えないので、今までのところは、ずっとこの調子。