その昨日のダブルヘッダーの一つ、東京二期会によるプッチーニ「三部作」2日目組のゲネプロに行ってまいりました。

外套とアンジェリカの主役を両方歌うのが文屋小百合(ぶんや・さゆり)。彼女らしくピュア、清潔型で感情移入できるでしょう。これは別に歌手が足りなくて兼ねているわけではなくて、演出上の必然から。
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それどころか歌手は豊富で3演目ダブルキャスト分たっぷりいらっしゃる上に、同時期に調布ではワーグナー組がどっさり出演しており二期会も随分と層が厚くなったものです。

ともかく通して聞くとプッチーニのオーケストレーションが素晴らしくて室内楽を聴いているよう。円熟と言うか、この頃になるとちょっと文句のつけようがありません。

指揮のビリーはメットでもこれをやるようですが、あの大劇場でよくなるオケで轟々と鳴らしても歌手はよく聞こえるように書いてあるのでしょう。

遠慮なく鳴るオーケストラを味わった上に、文屋さんの美声も楽しめるのですから言うことはありません。

ただ、若きエース、ミキエレットの演出で外套とアンジェリカは休憩無しでぶっ続け。時々あるやり方でペトレンコ&バイエルンもこの方式でしたが、年寄りにはトイレの我慢がちょい必要。覚悟して準備しないと痛い目にあいます。

この欄もこんな話題が多くて申し訳ありません。

ま、ともかくとてもいいので、初台「三部作」も調布「わの会」もどちらもどうぞ。