本日からは東京文化会館での二期会黛敏郎「金閣寺」です。

昨日GPを拝見しました。この作品は何度も観ていますが、全く別物のよう。指揮のマキシム・パスカルの作り出す音楽が雄弁で、これまで私には聞こえてこなかった音楽が溢れてきました。
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黛敏郎はこんな音楽を書いていたのか。

あと、ビジュアルがきれいです。これも別物のよう。
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ドイツ語ですし、ベルリン・ドイツ・オペラの委嘱初演ですし、ドイツ系に思えた作品が、フランスのラン歌劇場との共同制作で、フランス系の面が見えてきたのでしょうか。そういえば黛さんが学んだのはパリ、と後付の理屈ですが。

紫苑物語と同じく英語の字幕も併映されるのは、とてもいいと思います。多国籍のお客様にはもちろんですが、我々も母国語に注意が行き過ぎるより、半分くらいわからない英語をチラ見くらいのほうが、適当なのかも知れません。
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あのオーケストラとコーラスを聞き逃すのはもったいないことです。第9を聴くくらいのノリでそれらを聞いていても十分持つくらい変化に富んだ音楽が鳴っています。