佐渡裕のウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督の契約が2022年までだったのが、2025年までという延長が発表されましたね。


音楽監督就任が2015年でしたから、勤め上げれば10年ということになります。

楽員等の人事から、プログラム客演指揮者ソリストの選択、関連音楽祭企画、海外ツアー企画などの責任がある上に、何より多数回登場する自身の音楽内容も問われ続けます。

指揮者になるのなら1期だけでもこういう仕事ができれば夢のようなことでしょうが、その長期政権というのはまあ、なんといいましょうか。

昨今日本の指揮者も各所で素晴らしい活動をして評価をいただいていますが、名門長期政権というのはなかなか無い例でしょう。

充実期の腰を据えた成果を味あわせていただきましょう。

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