ミュンヘンではバイエルン州立歌劇場でウェイン・マクレガー振付のトリプルビルは見てきました。

オペラハウスでのバレエ・ダンス公演を日常的に見る習慣はありませんが、こういった新作モノのトリプルビルなどは、意外な音楽作品が使われて、音楽だけ聴くのとずいぶん違う光が当たったりすることもあるので、時々はうかがいます。

この日もサーリアホやマックス・リヒター作品。リヒターの例の「四季」などは旋律は知られているし、今風で新鮮だしで、確かに使いやすそうです。

この日も、その四季でしたが、ヴァイオリンソリストはピット内の通常の並び方だと第2ヴァイオリンがいるようなところにソリストらしく立って、音響はもちろんPA付き。この拾い方の上手い下手は大きいですが、さすがに昨今はだいたいいいバランス。
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演奏者はピット内であまり人に見られず譜面もじっくり凝視して弾けますから、演奏はいいことが多い。

踊りに合わせる関係で、盛り上げる常道のテンポアップはできませんから、テンポは遅めでキープしつつ盛り上げるのが、腕の見せどころでしょうか。

この手ではクリスタル・パイトがグレツキの悲歌シンフォニーを使って難民をテーマにした群舞も最近のヒット作。

グレツキやリヒターはいかにも合いそうですが、ちょいと難しそうなサーリアホも、意外にはまっていました。