個人的ブログで取り上げる内容は、当然知り合いのものが多い。仕事がらみやら、それでなくても、まあよく知っている人のもの。何十年もこの業界にいれば、嫌でもそういうことになる。

ここ2回ほど取り上げた、甲斐史子さんと大須賀かおりさんによるアイヴスのヴァイオリンソナタは、珍しく面識のない方の内容だけに興味を持って書かせていただいたものだ。

2回とは新譜CDとその発売記念コンサートなのだが、このたび衛星デジタルラジオ・ミュージックバードの4時間番組でも取り上げられることを知った。この番組は、よく存じ上げているスタッフによるもの。やはり狭い世界と言うか、目をつけるところは似ている。

スタジオでは普段は、ナビゲーターとゲスト一人、それに担当ディレクターの3人でも一杯の部屋があったり、まあ複数のスタジオの中でどこにあたるかにもよるが、概して狭い。

それに多人数ゲストの番組というのは、やるほうはお仲間内で楽しそうだが、聞く方はうるさいし、仲間褒めが目立って鼻白むこともあり、基本的には私は好みではない。

それが今回は写真のように演奏家お二方以外に、お世話役もがっぽりご出演。見慣れた作曲家の夏田昌和さん以外に、アイヴスということで保険関連の識者の米山高生、山内恒人両先生も加わっている。
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CD解説書も米山先生の大論文が載っているし、コンサートも米山夏田トークもあるとのこと。

それら関係者が皆様この番組にもご出演で、まあよってたかってあれもこれもおやりになったのだろう。

しばらく前のフレデリック・ディーリアスの全ヴァイオリンソナタのときも同じように関係者御一行様が実にあれこれやっておられた。

普段あまり日のあたらない作曲家とかは、たまに機会があると関係者が張り切るのは当然といえば当然。

で、その狭い部屋での収録の番組がどういうできになっているかは放送を拝聴してのお楽しみだが、少なくとも熱が溢れ出てきて伝わるのは間違いなさそう。

微妙な知名度の作曲家でも、たまにこういうことがあって沈みそうで沈まないのは、結局は作品の力ということになるだろうか。

放送は2月2日(日)の20時〜24時、再放送は2月8日(土)の16時〜20時らしいが詳しくはミュージックバードクラシックチャンネル公式サイトでご確認ください。