新譜「松平頼暁声楽作品集」もまた、大変有意義なアルバム。
P1090664
CD化にはソプラノの太田真紀の果たした役割が大きいようだ。林光における大石哲史、高橋悠治における波多野睦美などなど声楽家諸先生も歌うだけでなく作曲家紹介も色々と頑張っておられる。

批評家の石塚潤一も色々と骨を折っているようで、noteなどで詳細な論考を発表している。

〜〜〜〜〜〜〜

・《アーロンのための悲歌》(1974) 太田真紀(Sop)
・《歌う木の下で》(2012,19) 太田真紀(Sop)、溝入敬三(Cb)
・《ローテーションII》(2011) 太田真紀(Sop)、白井奈緒美(Sax)
・《時の声》(2013)太田真紀(Sop)、山田岳(e-Gt)
《サブスティテューション》(1972) 太田真紀(Sop)、中村和枝(Pf)
・《反射係数》(1979,80) 太田真紀(Sop)、甲斐史子(Vla)、中村和枝(Pf)
picture_pc_533ea0b55965cee2ebdeca2763498382

〜〜〜〜〜〜〜

とりあえずざっと拝聴したが、まずは録音が素晴らしい。この種のものに果たす録音の役割はとても大きい。無意識的に入ってくる音が変わる。このように録ってもらうのは、松平作品など特に有効だろう。

演奏ではヴィオラの甲斐史子、エレクトリックギターの山田岳が印象に残った。