東京春音楽祭をサポートしてくださっているIIJ様だが、そのご本業技術を生かして、本日はメータ&ベルリン・フィルの無料映像中継がある。
と、これだけきいたらよくある話に聞こえるかも知れないが、4K映像プラスハイレゾで、現在の最先端の音と映像、しかも内容がメータ指揮ベルリン・フィルのブルックナー9番の生中継というのだから、太っ腹というか、すごいというか。
CDの時代が終わり、スマホで簡単に、というのがメインにはなったが、音にこだわる層もなくなるわけではない。ついでに映像も4K以上では見たい、と思うのも人情だ。
音楽業界人なり、ある程度以上のクラシックオタクなら、本日のこのチャンスくらいは味わえる装置にしておくといいのではないか。別にとりたてて高いお金や手間が必要なわけでもない。
ふだんのWifiでなく有線ランにするとか、少しだけの工夫と努力で別格の視聴ができる。
「やはりLPの音がスキ」というのはもちろんご自由だが、「昔のブラウン管のくすんだ色のアナログテレビ放送がスキ」というのに等しい。
素直に聞けば、ホールで聞くのに近い本日のハイレゾ4K放送の方が遥かにスキ、というのが普通の感覚だろう。
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