先週末は西宮の兵庫芸術文化センターで同PACオーケストラの定期を拝見してきました。佐渡裕監督指揮でピアノソリストはエフゲニ・ボジャノフ。ウェーバー/ベルリオーズ「舞踏への勧誘」、ショパンの第2ピアノ協奏曲、そしてブラームスの交響曲第2番です。まあ、典型的なオー
レポート
やはり、さすがのケテワン・ケモクリーゼ
行ってきましたオペラパレスのヴェルディ「運命の力」。主役のコンビのレオノーラ(ソプラノ)とアルヴァーロ(テノール)は通常は極めて劇的、ドラマティックな役とされていますが今回のアプローチはちょっと違うように思えました。レオノーラ役のイアーノ・タマーは大柄で
序奏のホルンとティンパニーで「勝負あり」
先週行われた、アレクサンドル・ラザレフと日本フィルハーモニーによるショスタコーヴィチの交響曲第11番はさすがでした。このコンビでこの曲ですから、当然前評判も高かったわけですが、そういうときにそれにふさわしい成果を出すのも、そう簡単なことではないでしょう。今
ヤマカズ Philharmonie de Paris 火刑台
シャンゼリゼ劇場での藤倉大「ソラリス」の、そのまた前日は山田和樹指揮パリ管弦楽団他によるオネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」でした。3月4日に拝見。主役がフランス語による語りで、コーラスも子供のコーラスもフランス語を訓練して、オケは一番うるさい方のパリ
これぞ今日の音楽 藤倉大「ソラリス」
ちょっと遡りますが、ラジオ・フランス・オーディトリアム エマールの前日3月5日はシャンゼリゼ劇場で藤倉大さんの新作オペラ「ソラリス」初演でした。素晴らしかったです。演出もダンスも色彩も皆良かったですけど、やはり音楽が生きていて、最高。曲もいいけどエレクトリ